石の高さはおおよそ437mm、なかなかもって座り心地のよい高さ。
仕事柄いつもかばんの中にコンベックスを入れていますが、これが結構便利です。
例えば手摺を握ったときに握りやすいと感じたものはこそっと測ってメモります。
椅子やテーブルも然り。
よく測るのは縁石で、自分の足元で異物感を感じるのはどの程度の高さかを見ます。
ほんの少しの寸法の差で、随分印象が変わる場合もあります。
結構色々なものに応用できたりするので、
自分の行動から生まれる寸法体系は大切にしているのです。
お供してもらっているのは、ドイツBMI社のコンベックス。
上(H60xW60xD20mm)は小振りでハンドリングもいいので持ち歩きにはもってこい。
下(H60xW80xD20mm)は少し機能が増えていて、現場で大活躍の代物です。
双方に共通する機能としては、グレーのストッパーに加え、
小窓の中に表示される部屋の内法寸法ですね。
下のコンベックスは、それに加えて水平器がついており、
メジャーの先端に空いた穴をつかってコンパスの様に大きな円を描く事もできます。
シンプルなのに、多機能!
赤のプラスチックのマットな質感もいいし、なによりデザインがかっこいいです。
ドイツっぽいデザインだなぁ、と。
モノのスケール感って意識している数値と結構ずれがあったりするものです。
こうやって身近なモノの寸法を測っていると、
空間認識力が養われるんじゃないかな、と思って今日もまた計測です。
niico

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