寒さに耐えているniicoです。
ふと思い出したのでマイケル・ウェズレイの'オープン シャッター'を見ています。
谷口吉生氏のニューヨーク近代美術館の建設プロセスをまとめた写真集ですが、
まさに建築が成り立っていく過程を一つの画で表現しています。
露光時間がとても長いので、幾多ものレイヤーが積層されて、
幻想的で、かつ退廃的な雰囲気を醸し出しています。
'写真はその一瞬を捉えるもの'と認識していた私に、当時大きな衝撃を与えました。
時間とは不思議なモノで、多くの人が無意識にその魅力に囚われている様に思います。
当たり前の様にある意識しづらい現象を、些細なきっかけで可視化する事によって、
とても面白い世界に遭遇できるんですよね。
明日はカメラをもって家を出ようかな。
niico
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